日本で唯一!?消防団員でつくる素人劇団◆劇団 箸消興行
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日本で唯一!?消防団員でつくる素人劇団「劇団 箸消(はせしょう)興行」。
私たちの活動内容、地元集落の話題などを紹介しています。

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昔の箸荷青年団

昭和18年(1943)箸荷大歳神社祭礼



現在の箸荷消防団
平成10年(1998)劇団 箸消興行



 かつて農村集落で青年たちによって演じられていた、昔懐かしい村芝居。今でも全国各地で素人芝居が行われているが、「日本で唯一、消防団員でつくる素人劇団」をキャッチフレ−ズに村おこしを活発に展開しているのが兵庫県加美町の「劇団・箸消興行(はせしょうこうぎょう)」だ。
 荷(はせがい)地区の防団員で組織し、村を「」そう、「」動しようの願いをこめ、劇団の名前とした。加美町ではほとんどの集落で秋祭りに青年たちが芝居を演じていたが、時代の流れとともに衰退。箸荷地区も昭和50年代の終わりになくなってしまった。
 「昔のあんな芝居をやってみよう」そんな声があがり、いったん途絶えていた村芝居を地区の消防団員で平成5年に、約15年ぶりに復活。以後、毎年演目を変え、時代人情劇を中心に興行活動を続けている。プロの指導を受け、衣装やメ−キャップまでプロにしてもらう本格時代劇で、舞台や小道具はすべて彼らの手づくりだ。
 平成9年から町内の老人ホ−ムの慰問を兼ね特別公演も実施。これには町内をはじめ県下各地から素人芝居ファンが詰めかけ、拍手喝采を浴びている。地域のなかで評判の劇団となった今、各地から公演依頼が舞い込むが、興行に多額の費用がかかるうえ、団員の職種もさまざまであることから日程調整が難しく、すべて丁重に断っているという。それだけにこの劇団の芝居は価値があり、会場はいつも超満員となる。
 芝居公演以外にも、集落新聞の発行や元旦の山頂イベント、「はせがい寄席」開催など、通常の消防業務に加えて活動は実に多彩である。「小さな集落から全国に向けて素人芝居の里を発信し、将来は手づくりの芝居小屋をつくりたい」。劇団の夢は大きく広がっていく。