日本で唯一!?地元消防団員で作る素人劇団「劇団 箸消(はせしょう)興行」。
私たちの活動内容、地元集落の話題などを紹介しています。
| 2002年12月号 |
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発行/素人芝居と花の里 はせがい 兵庫県多可郡加美町箸荷区 季刊(年4回) 編集/箸荷新聞編集委員会 発行数/150部 URL http://www.haseshow.com 2002年12月25日発行 VOL.34 |
全国の素人芝居劇団が大同団結−。むら芝居の里づくりを進める多可郡加美町箸荷地区(今中達治区長・58戸)は、全国のむら芝居保存団体などに呼びかけ、10月13日・14日に同地区で「全国むら芝居サミット」を開催しました。新聞やインターネットなどを通じて参加を呼びかけたところ全国から15団体、100人が集まりました。当日は、各地の素人劇団が自慢の人情芝居を公演。箸荷むら芝居保存会が主催しました。
サミット1日目は、箸荷むらづくり館で、まず「全国むら芝居ネットワーク」を設立。むら芝居の保存団体が手を結び、情報交流をしていくことを確認しました。参加団体から各地の状況報告をしたあと、新潟県赤泊演劇研究会、愛知県西春町民劇団 福祉座、兵庫県日高町の宵田一座などが公演。箸荷地区は、消防団による劇団 箸消興行が自作の時代人情劇「悲恋 仇討ち道中」を公演したほか、親和会・第5隣保が喜劇、子ども・女性有志がよさこい踊りを披露しました。夜は町立青年の家に会場を移し懇親会と夜なべ談義を開催。2日目は、来年以降の集まりについて話し合ったあと、箸荷大歳神社、杉原紙研究所などを見学しました。
箸荷地区は途絶えていた村芝居を平成5年に約15年ぶりに復活し、消防団が中心となり地区の秋祭りで本格時代人情劇を上演しているほか町内の老人ホ−ムへの慰問公演などの活動を展開。毎年の熱演に、町民らから拍手喝采を浴びています。地区の素人劇団「箸消興行」は「日本で唯一、消防団員でつくる素人劇団」をキャッチフレ−ズに多彩な活動を続け、地域では「泣かせる芝居」が評判となっています。
同地区では、伝統のむら芝居を地域を挙げて末永く保存していくとともに、全国の横のつながりをつくろうと、今年3月にむら芝居保存会を設立。今年7月に、芝居の舞台を備えた新しい公民館「箸荷むらづくり館(やかた)」が完成したので、施設の柿落とし公演も兼ねて今回のサミットを企画しました。
同地区区長で、箸荷むら芝居保存会会長の今中達治さん(61)は「全国各地からたくさんの団体、大勢の方にお集まりいただき、ネットワークを立ち上げることができた。これを機に、地区を挙げて芝居を守っていくことを考えていきたい」と話しています。
先日開催のサミット、皆様のご協力により、盛会のうちに終えることができました。大熱演でおひねりが飛び交った各地の芝居公演、佐渡おけさなどが飛び出し盛り上がった懇親会、明け方4時まで続いた夜なべ談義など、楽しさいっぱいのサミットでした。
2日目の話し合いの場で、来年度は新潟県佐渡・赤泊村での開催が決定。第2回大会への継続、ネットワーク加入団体を増やしていくことなどを確認し、閉会しました。
このほど全国むら芝居サミット第2回大会の開催地からスケジュール案が届きました。箸荷地区からできるだけ大勢で参加しようと声が上がっています。
「全国むら芝居サミットin佐渡・赤泊村」スケジュール(案)
○平成15年7月31日(木)__ 会場:赤泊村総合文化会館
__ 10:00〜 _ 受付 11:00〜 参加団体代表者打合せ会議 12:00〜 昼食・休憩 13:30〜 主催者挨拶 来賓祝辞 14:00〜 「演劇」「むら芝居」団体 自己紹介 14:20〜 参加団体の「演劇」「むら芝居」公演 17:30〜 交流会
__ (関連行事) ○平成15年8月1日(金) 会場:未定
__ 19:00〜 _ 第28回赤泊港祭り前夜祭(郷土芸能、歌謡ショーなど) 《前夜祭会場にて一部の参加団体から出演いただくことも検討中》
__ 19:30〜 _ 『全国むら芝居サミット』(参加団体代表者出席) サミット宣言 次期開催地の検討 など
__ (関連行事)
__ 10:30〜 _ 第28回赤泊港祭り (鼓隊・ブラスバンドパレード、日本海海上大相撲、ダンボール舟レース、
民謡流し、納涼花火大会 など)《参加団体は、午前中島内視察等:自由行動の予定》
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| 新しい舞台で大熱演する消防団のメンバー(箸荷むらづくり館) |
日本唯一の地米酒で、むら芝居の里をアピ−ル−。加美町箸荷地区の「箸荷むら芝居保存会」=今中達治会長(61)はこのほど、むらおこし酒「全国むら芝居サミット」を造りました。地元箸荷産・稲木干しコシヒカリを100パ−セント使用した特撰本醸造酒。10月13日開催の「全国むら芝居サミット」を記念してつくったもの。同地区ではこれまでに、稲木干しコシヒカリによる純米原酒「かみ芝居」、特撰本醸造原酒「お涙頂戴」(いずれも720ml)を販売し、好評を得ています。天日干しコシヒカリを原料とする酒は全国的にも例がなく、正に日本唯一の酒。今回、特別限定200本の発売で、10月26日から町内の酒店で販売しています。
町内でも数少なくなった稲木干しの方法でコシヒカリが箸荷地区で1農家のみ栽培されていることに着目。米を長野県松本市の酒造会社に送り商品化しました。
地酒「全国むら芝居サミット」は、原料の米は今中喜重郎さん(73)栽培のコシヒカリを使用。北アルプス槍ケ岳源流の天然水を使用し、モダンジャズによる「音響醸造」を胎教として製造。稲木干しコシヒカリ、アルプス天然水、音響醸造が絶妙のバランスを生み出しています。ラベルは芝居の「幕」をイメ−ジし、今中喜重郎さんがデザインしました。
保存会は「今回の地酒は、サミットの限定ボトル。2度と造らないので、ぜひ味わってほしい。味のほうも、フルーティーで実においしい仕上がりとなっている。毎年、まとめ買いをしてくれる常連さんもいるので、お早めにどうぞ。“冷や“でじっくり味わいながら飲んでほしい」と話しています。360ミリリットル入り、1本1000円(税別)。加美町大袋の(有)大江商店TEL 0795-36-0057で販売中です。
箸荷地区が平成12年12月に「景観むらづくり協定」を結んだことにより、平成13年度から兵庫県の「景観形成支援事業」の対象地区となりました。これは、箸荷の基準に基づいて建物を建築したり、屋根の葺き替え、塀など外観部分の改修をした場合に県からその費用に対して補助金が出るものです。
平成15年度(平成15年4月〜平成16年3月までに完成分)に事業を予定されている方は、1月25日(土)までに各隣保長さんへご連絡をお願いします。計画されている事業の概要、予定事業費、予定時期などをお知らせください。
★景観形成支援事業
★建物等の条件
○ 補助率は1/4で、補助対象金額は建物等の外観部分の工事費です。
補助限度額は75万円となっていますが、県内の要望数、事業費などにより、満額出ないことがあります。○ あくまでも「美しい景観を守る」ことが目的であり、補助金をもらうためにやるのではありません。 ○ 補助金が毎年限られており、県内で要望がたくさんあった場合などは、補助金が出ないことがあります。また、兵庫県の審査により補助金が決定されるので、補助金が出ない場合はご了承願います。
○ 箸荷の景観形成基準に合った構造、色彩であること。 ○ 箸荷むらづくり委員会に事前に相談し、建物等の概要を説明すること。 ★申請に必要な書類(申請は事業着手の直前にしていただきます)
(助成金額)同一敷地内の対象工事については、750千円(既に助成金の交付を受けている場合は、750千円から交付を受けた助成金の額を控除した額)を限度とする。 助 成 対 象 費 用 助成率 助成限度額 1.建築物の新築、改築、増築、修繕または模様替えに伴う外観の修景に係る工事費 1/4 500千円 2.門、塀の新設、改修、増設または修繕に伴う外観の修景に係る工事費 1/4 250千円 3.その他、景観形成において必要と認められる、下記工事の外観の修景に係る工事費
(1)かき、柵の新設、改修、増設および修繕
(2)対象建築物の敷地に存する石垣、擁壁、その他工作物の新設、改修、増設または修繕
(3)その他、一般建築物の修景として認められる工事1/4 250千円
__(申請時)現況写真、業者の見積書、配置図、平面図、立面図など
__(完成時)完成写真、業者の請求書、領収書など
○問い合わせ 箸荷むらづくり委員会 事務局 今中孝介(TEL/FAX 36-0707)
12/11 箸荷地区地籍調査事業の説明会開催。推進委員長に今中達治さん。12月中旬から杭打ちが始まり、来年1月末まで行われる予定。皆さんのご協力をお願いいたします。
10/16 明石市明石浦漁業協同組合(50人)と交流 11/17 五色町堺活性化委員会(34人)が景観むらづくり視察 11/19 新潟県糸魚川市議会(10人)が景観むらづくり視察 11/24 神戸市北区大沢町日西原区(24人)が景観むらづくり視察 12/16 中瀬勲先生、淡路景観園芸学校学生(10人)が景観むらづくり視察 12/25 県農村活性化公社のアドバイザー・村瀬氏が取材来村。来年2月に発刊される「むらづくり優良事例集」に箸荷地区が掲載される予定。
立派な公民館「箸荷むらづくり館」が建設され、まもなく消防庫・詰所も完成。地区を挙げてのイベント「ひとはくキャラバン」「全国むら芝居サミット」も無事終わり、箸荷地区にとって飛躍の一年でした。皆さん、良いお年をお迎えください・・・